vol.11 林千歩様 (東京都)|鏡の販売.COM

vol.11 林千歩様 (東京都)

今回は、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」展示風景より、林千歩様が出展された《人工的な恋人と本当の愛 -Artifical Lover & True Love-》(2016/19)の作品について、インタビューをさせていただきました。

林千歩様は、インスタレーション作品に「フィルムミラー」を使用されています。

今回の作品への思いやテーマなどを具体的に教えてください。

「人工的な恋人と本当の愛—Artificial Lover and True Love—」と題した、映像を中心としたインスタレーション作品を、森美術館で開催された「六本木クロッシング2019展:つないでみる」へ出展しました。映像は、既婚者であるAIロボット「アンドロイド社長」が人間の女性と恋に落ちてしまうという内容です。このストーリーを基にした展示空間を構築したのですが、大きな鏡を頭上から2枚吊り下げて、映像がその鏡の中に写り込むように設営しました。

展示作品に鏡を使用しようと思った「きっかけ」は何でしょうか?

美術館で展示する際、空間に大きな動きが欲しいと考えたことです。映像を壁に投影するだけでなく、鏡にも映り込ませることで、鏡の中の像も映像に対応して動くため、鑑賞者の視野の中での映像の動きをより大きなものにできると考えました。

商品の中でもフィルムミラーを選ばれた理由はありますか?

鏡を頭上に吊るすという設置形態をより安全に実現できると考えたからです。

いわゆる普通の鏡では、素材がガラスであり重さもあるので、安全面の懸念から美術館の展示では使用が難しくなってしまいます。しかし、フィルムミラーならガラスの鏡よりも軽く、素材も安全性が比較的高いため、設営の上で安全面の不安を軽減できると感じて使用を決めました。

実際に設置して、仕上がりはご満足いただけましたか?また、他のお客様からの反響などはございましたでしょうか?

壁に投影された映像を鏡で挟み、合わせ鏡のようにすることで、シーンによっては左右の鏡に別々の顔が映るのが印象的でした。このように、実際に展示してみてからわかる面白い発見があったので、今後も何か作品に取り入れたいと考えています。また、作品の中に鏡を取り入れることで、鏡自体が強い意味を帯びることを改めて感じました。これをうまく生かしたような作品や、鏡自体をテーマにした作品も作ってみたいです。

作品を見た人からは、「鏡があることで、鑑賞者の立ち位置によって映像の角度や見え方が大きく変化するようになっており、鏡の中に自分も映り込むと作品と自分が鏡の中で一体化した感覚になったのが興味深かった」「作品を鑑賞する自分の姿が鏡に映っているのに気付き、鑑賞者としての自分を客観視するような感覚になった」といった感想を聞くことができました。鏡がなければ生まれなかったであろう感想も聞くことができたのがよかったです。

他社ではなく、弊社を選んだ理由はなんですか?

Webサイトを拝見した際、サイズや材質などの品揃えが豊富だと感じたためです。

どのようにして弊社を知っていただいたのですか?

大きな鏡を探していたので、インターネットで「鏡 巨大」と画像検索して調べていました。その中で、自分の求めているものに近いものを見つけたのですが、それが御社で取り扱っていた商品で、その画像から御社のwebサイトにたどり着きました。

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品種/形状/数量 規格フィルムミラー
サイズ 横1200ミリ x 縦1800ミリ

この度は、お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました。

取材日:2019年11月

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